子どもが健康に過ごせる室内環境の作り方

子育てのことを考えた新築住まい

2021.09.30

writer
岩田裕子

子どもが健康に過ごせる室内環境の作り方

現代の住宅は、 ひと昔前と比べ、建材や建築方法が発達したことで、高気密を実現する事ができるようになり、暑さや寒さなどの影響を受けにくく、省エネルギーで快適な生活を送ることができる住宅が一般的となりました。しかし高気密になったことで、空気がこもりやすくなっているのも事実で、換気が重要となりますが、室内換気が十分でないと、空気が悪くなり、健康への被害が出やすくなっているのです。その代表的な病気というのがシックハウス症候群で、新築住宅を建てて、新しい環境に移り住む際に、子どもが発症しやすい病気と言われています。最悪の場合、死に至るケースもあるため、新築で起こりやすいシックハウス症候群とはどのような環境で起こっていて、新築を建てる際にどのようなことに注意するべきなのかを注目していきましょう。

■参考:厚生労働科学研究|科学的根拠に基づく シックハウス症候群に関する 相談マニュアル(改訂新版)

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000155147.pdf

シックハウス症候群とは

シックハウス症候群は、建材や、壁紙、内装用の接着剤、家具などから発生する化学物質のホルムアルデヒドや、トルエンを吸い込むことによって、目や鼻、喉などの粘膜が刺激されて痛みを伴なったり、皮膚が敏感に反応して発疹が出ることや、めまいや頭痛、吐き気、倦怠感などを引き起こします。他にもカビ・ダニなどによる室内空気汚染等や、それによる健康影響を全て総括したものをシックハウス症候群と呼びます。

特に新築で新しく住み始めるタイミングで起こる場合が多く、新築住宅で使用している建材や、家具などの接着剤や塗料、溶剤などの化学物質が多く使われていることが原因とされています。

なぜ子どもがかかりやすいのか?

子どもの場合、成人よりも体重当たりの吸気量が多いため、化学物質の吸引量が多く、乳児期の小さな子どもは床でハイハイして動き回ることや、手や物を口に入れるという行動から、化学物質に対して脆弱なため、注意する必要があり、死に繋がることもあるため、特に喘息やアレルギーなどの持病を患っている子どもなどは特に注意が必要な病気です。

■参考:厚生労働省|シックハウス対策のページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124201.html

シックハウス症候群の対策

建材選び

新築住宅を設計する際には、なるべく建材から発生する化学物質を減らすことで、シックハウス症候群の対策となります。そのため、自然素材の建材をたくさん取り入れることが大切となりますが、全ての箇所で自然素材のものを使おうとすると、コストが高くなるという心配があります。そのため、床材や、柱といった子どもが触れる心配がある場所や、土台などの面積を広くとるような場所には、良質な自然素材の建材を取り入れることで、子どもの健康被害へのリスクを減らしていくようにしましょう。建材選びでは、実際に見本などを見させてもらい、実物に触れさせてもらうことで、イメージの不一致を無くしておくことも大切です。

カビ・ダニ対策には換気が大切

新築を建てた直後の家というのは特に化学物質の発散が多いため、子どものシックハウス症候群の原因となりやすく、新築に入居する際には注意を払う必要があります。対策として、こまめに家の窓を開けるようにして、空気の入れ替えを行うことが重要です。

リビングや寝室など、長時間滞在する部屋では、5分から10分の換気を1日2~3回行うだけでもシックハウス対策に効果があります。また、24時間換気システムは家中の空気が2時間で入れ替わるようになっています。24時間換気は結露を防ぎ、カビやダニを防ぐことにも繋がるため、常時運転させておくことで空気の通り道を作り、新鮮な空気を取り入れましょう。

エアコンの定期的なお掃除

エアコンによるシックハウス症候群の原因は、ハウスダストを含めダニやカビが原因で、湿度の高い梅雨の時期にエアコンをつけて、子どもが粘膜の痛みや、咳、皮膚の発疹、めまいや頭痛、吐き気、倦怠感などの症状を訴える場合は、シックハウス症候群の可能性が高いです。エアコンによるアレルギーを予防するためには、エアコンの定期的なお掃除が必要ですが、最近のエアコンであれば機種によってはお掃除機能がついていてフィルターの掃除を自動でしてくれるため、汚れが気になる時に掃除すれば良い作りになっていることが多いため、新築での子どもの健康を考えると、お掃除機能がついているエアコンを選ぶことは大切です。

お掃除機能が付いていないエアコンの場合でも、ホームセンターなどで売られている市販のエアコンクリーナーなどのエアコン用の掃除グッズはたくさんあります。掃除グッズを使って、エアコンのフィルターなど手が届く範囲での掃除を1か月に1回~2回程度、定期に行い綺麗にすることで子どものアレルギーを予防することができ、快適に過ごす事ができます。

子供の健全な発達には、運動が深く関係している

近年、感染症の影響下で行動制限を受けて暮らす地域も多い中、保育園・幼稚園の学級閉鎖などでまだまだお世話が必要な未就学児を家で見ながらテレワークなど実施している家庭も多くなっています。

通常であれば通っている園で外遊びの時間がしっかり取れていたり、室内レクリエーションなどで運動ができることも多いのですが、おうちの中に閉じ込められている状態では、なかな運動の時間を十分に取れていない家庭がほとんどです。

子供の正常な発達のためには、座る・立つ・歩く・ぐらぐらする場所でバランスをとる・ジャンプする・字を書く・はさみを使うなどさまざまな動作が6歳までの間に繰り返されることで、一生に必要な発達のための経験値を得ると言われています。これらがきちんと得られないことで発達協調運動障害が起きることがあるといわれています。

未就学児に必要な運動を含めた遊びの時間は1日60分と言われていますので、室内に子供用のジャングルジムやブランコ、すべり台などを設置したり、うんていのできるバーやのぼり棒を間取りの中に取り入れたりして、楽しく過ごせる室内を作りましょう。そのためにおすすめなのが、小さいうちは子供部屋を仕切らずに広い間取りで遊びながらきょうだいが仲良く過ごし、少し大きくなってから部屋の真ん中に仕切りを設置する間取りのアイデアです。

まとめ

新築を建てるにあたって、シックハウス症候群についての知識を持っておらず家を建ててしまうと、子どもがアレルギーや喘息、咳などを引き起しやすい家となってしまい、大切な新居で快適な暮らしが送れなくなってしまいます。そのため、小さな子どもがいる家庭では特に環境の変化から起こる子どもへの健康被害が存在することを、親が理解し、シックハウス症候群の対策をしっかりと行って、長年健康に住めるような家づくりをしていきましょう。

また、子供の正常な発達に必要な室内運動のための間取りや過ごし方を新築時に思い描いておくことで、子供の一生に必要な基礎運動の経験値を取り逃さずに済みます。家族みんながすこやかに暮らせる家づくりをしたいですね。

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