新築で気をつけるべき子どもへの対策
2021.09.23
writer
IROHA.IE
目次
新築で気をつけるべき子どもへの対策
子どもの成長は大人が思うより早く、成長していくにつれて、身体機能や、好奇心が旺盛になっていくため、大人には想像もできない、予期せぬ行動を起こすようになります。親の立場からすると、その場その場で臨機応変に対処することとなるため、子どもの予期せぬ行動に頭を抱えることや、不安に感じることが多くあります。なかでも、念願のマイホームを新築で購入し、入居して直ぐに、子どもが新築を汚してしまうことや、傷をつけてしまうというのはよくある話で、このような事が頻繁に起こると、子育てにストレスを感じ、新築を購入したことすら後悔してしまうことになり兼ねません。
今回は子どもがいる家庭で新築を建てる際には、どのようなことに気をつけると子どもの予期せぬ行動に十分な対策が取れるのかを見ていきましょう。
家づくりの際に取り入れたい子どもへの対策
【壁】
漆喰は汚れにくく、上塗りができる
通常のビニールクロスを使用すると子どもが壁に落書きをしてしまった際に、汚れが取れにくいですが、漆喰の場合、素材がつるつるしているため、ちょっとした汚れであれば消しゴムで落とす事ができます。大きな汚れが出ても、クロスの場合は張り替えを検討する必要がありますが、漆喰の場合は、上から薄く上塗りをすれば綺麗になるため、子どもの落書きなどに頭を悩ませたり、子どもに対して怒ることも減りそうです。
汚れが落ちやすいクロスを使用する
「表面強化クロス」や「ウレタンコートクロス」などと言われる表面が丈夫に作られている床材を使用することで一般的なクロスより長持ちします。「防汚機能付き壁紙」や「抗菌壁紙」といわれているものは、汚れたら雑巾で拭けるため、よい壁紙を使うと値段は上がってしまいますが、子どもが汚すことや、長い年月使えることを考えると、無駄な出費ではなくなります。
【床】
合板フローリング・クッションフロアなどの汚れにくい床材を使用する
合板フローリングや、クッションフロアにすることは、無垢材と違って温かみなどは損なわれてしまいますが、手入れがしやすい商品が多いため掃除が楽で、傷が付きにくくメンテナンス費用がかからないといった、丈夫さや扱いやすさがあります。子どもの落書きなどの汚れも付きにくく、落としやすいため、子育てしている家庭にはおすすめです。
長期的なメンテナンスまでが可能な家庭では無垢材を使う
無垢材が汚れてしまうと汚れは取れないのでは?と思われている方もおられ、子どもに落書きされたことについて悩まれている方も多いのですが、無垢材は1枚木のため、サンドペーパーでヤスリがけをし、ワックスを塗ることで、汚れを綺麗にすることができます。長期的なメンテナンスまで可能なご家庭であれば、年月が経過すると共に風合いが変わる無垢材の方が愛着が持てるためおすすめです。
床材の色を明るくする
ウォルナットやチークなどの濃い色の床材にすると、物を落としたり、引っ掻いたりといった傷がついた時に無垢材の塗装が取れることで、明るい色の傷がつき、色が目立ちやすくなってしまいます。逆にオークなどの薄い床にすることで、傷との境目がわかりにくくなり、傷が目立ちにくくなるため、小さい子どもがいる家庭では明るい色の床材を選ぶことで、家ができてから子どもの思いも寄らない行動にガッカリすることも減ることにも繋がります。
【その他】
落書き用のスペースを作る
親であればなるべく、子どものダメなことを増やすのではなく、ダメなことを減らすようにしたいと思います。あらかじめ家づくりの段階で子ども部屋に落書きスペースを作ってあげることは子どもの成長にとっては伸び伸びと自発的な子へと成長をしていきます。子どもは親からの制限を受けることで萎縮して自分を表現する事が出来なくなってしまうこともあり、家庭内の親子どちらものストレスを軽減させる方法でもあります。子どもはこのスペースの壁は自由に書いていいという認識を持たせることで、周りを汚すことなく汚すことなく生活することができます。
まとめ
子どもがいる家庭で新築を建てる際には、子どもに対しての対策をきちんととっておくことは後の住宅購入の満足度にも直結します。そのため新築を購入し、入居後すぐに子どもの落書きなどの汚れや、壁や床がボコボコで傷だらけになってしまう家に住んでしまうと、ストレスや不満に繋がってしまいます。壁や、床材の費用のグレードを少しあげることで、子どもの予期せぬ行動に後悔してしまう家にならないように、新築を建てる段階から費用面を把握し、自分たちの家庭にあった対策を考えていきましょう。
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