サイディング以外の外壁はどんなものがあるの?メリット・デメリットを解説!

家づくりの壁材選びやメンテナンスについて

2022.05.27

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IROHA.IE

目次

サイディング以外の外壁はどんなものがあるの?メリット・デメリットを解説!

外壁材といえばサイディングのシェアが多く、前回の記事でもご紹介した通り、窯業(ようぎょう)系サイディング、金属系サイディング、樹脂系サイディング、木質系サイディングなどと様々にあることがわかります。ですが、サイディング以外の外壁材についてはあまり知らない方も多いのではないでしょうか?

実はサイディング以外の外壁材にはトタン、スタッコ、リシン、吹付けタイル、タイル、天然石材、レンガ、モルタル、ALCなどなど、様々な外壁があるんです。

外壁材をどういう特徴があるのかを知らないままに選んでしまうと、家の寿命に直接的な影響を及ぼしてしまうことにもなるため、家の寿命が短くなってしまうこともあるんです。

そこで今回は、サイディングを除いた外壁2種類のモルタル外壁、タイル外壁についてご紹介いたします。

モルタル壁のメリット・デメリットについて

モルタルとは、砂とセメントと水を混ぜ合わせた材料のことです。

モルタルには、原料が砂とセメントを使用していることからも分かる通り防火性が高く、壁と壁の間の継ぎ目を作る必要がないので、シーリングメンテナンスも不要で、どんな形状の外壁にも対応できるという自由度の高さがあります。そのため、仕上げのやり方も豊富なため、他の外壁材に比べて、高い意匠性で味わい深いデザインにすることができるのもモルタル外壁ならではの大きな特徴です。

ですが、一方でサイディングなどの工業製品の外壁材とは異なり、職人の手作業による現場施工になるため、左官工や塗装工の仕上げ方や腕によって、耐久性に大きな差が出るため、手間がかかることでコストが高くなってしまうのもモルタルならではの特徴です。

モルタルのトラブルやメンテナンスについて注意すべき点とは?

モルタルは、適切な施工をした場合、30年以上の耐用年数があるとされていますが、モルタルの壁自体は防水性がないため、塗装によって表面に防水性を持たせています。

ですが、経年劣化によってこの塗装が劣化してしまうと、モルタル壁に雨水が侵入してしまうことで構造部分の腐食や雨漏りなどの様々なトラブルを引き起こしてしまう原因となってしまうのです。

そのため長く機能を保つためには適切なメンテナンスが必要で、モルタル壁のトラブルについて理解しておく必要があるんです。

モルタル壁でよくあるのは「ひび割れ」で、ひび割れが発生すると、雨水が浸入し構造部分の腐食や雨漏りを引き起こすことになるため、補修することが必須となります。

他にも、モルタルの表面を触ると白い粉が付着するチョーキングや塗装の剥がれなど、モルタルで注意すべきポイントは多くあるので、これらの症状早期発見するように定期的なメンテナンスと、点検を行うようにしましょう。

そして、チョーキングや亀裂・剥がれ・コケ・藻の発生などの症状が出た際には、メンテナンスに関しては専門家に診てもらうようにしましょう。

モルタル壁の仕上げ方について

モルタル壁の仕上げ方には主に下記の4種類があり、デザインがそれぞれ異なります。

どのような見た目なのかを参考にして自分たちにあう壁材を見つけていきましょう。

・リシン

・スタッコ

・吹き付けタイル

・左官仕上げ

タイル壁のメリット・デメリットについて

タイルとは、粘土を主成分とした原料を、板状にして焼き固めた外壁のことを指します。

タイルの最大のメリットは、防火性・防水性が高いことから耐久性に優れている点です。

これはタイル自体が、非常に硬くて傷や摩耗がつきにくく、紫外線による変色や褪色といった経年劣化の影響を受けないことや、ほとんど吸水しないので、汚れにくく、雨の影響を受けにくい素材であることが理由として挙げられ、ほかの外壁材と比較しても、ダントツに高い耐久性を誇ります。正しい施工次第では、20年~30年以上の耐久性を発揮します。

一方でタイルには、タイルの継ぎ目にあたる目地と言われる部分には種類があり、表面まで埋めた目地と、多少くぼみを残した「深目地」という2つの目地があります。この2つのうち「深目地」がタイルを使用する場合の大きなデメリットに当たります。深目地の特徴上、雨水が滞りやすく外壁の下地にまで湿気が帯びてしまい、劣化が早くなってしまうんです。そのため、タイル壁を使用する際には「深目地」が使われているタイルには気をつけるようにしましょう。

タイルのトラブルやメンテナンスについて注意すべき点とは?

タイルで最も注意するべき点は「浮き」、「剥がれ」の2点です。

これは継ぎ目、シーリングの劣化が原因で、タイルの裏側に水が侵入してしまうことで、起こってしまう症状です。そのためいくらタイルの耐久性が高いとしても、シーリングの定期的な点検やメンテナンスは欠かせません。

タイルを外壁に貼る工法

タイルを外壁に貼る工法は、主に下記の2種類があります。

・乾式工法

・湿式工法

「乾式工法」は、サイディングと同様のパネルを下地板とした工法で、「湿式工法」は、モルタルで下地を作り、その上からタイルを貼るといった工法の違いです。

メンテナンス性や耐久性の面で優れているのは、水に弱いモルタルで下地を作る「湿式工法」に比べ、サイディングと同様のパネルを下地版とする「乾式工法」なので、迷った際には「乾式工法」をお勧めします。

ですが、たとえメンテナンスが少ない「乾式工法」を採用したとしても、タイル壁においては継ぎ目は必ずできるので、水が侵入しないように注意が必要です。外壁材にタイルを選ぶ場合は、「浮き」や「剥がれ」が起きないように、継ぎ目やコーキングの劣化に注意するようにしましょう。

まとめ

今回はサイディング以外の外壁についてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?

家づくりで他の人とは違った個性的なデザインを求める場合や、意匠性の高い外壁したい場合などには、外壁によくあるサイディング材を選ぶのではなく、少し手の込んだモルタル壁やタイル壁といった外壁を選ぶことで、より愛着の湧くような家づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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