シンク一つで変わるキッチンの快適性!素材選びや特徴について
2023.12.07
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IROHA.IE
目次
シンク一つで変わるキッチンの快適性!素材選びや特徴について
キッチンのシンクは、毎日の生活に欠かせない部分です。そのため、選び方をしっかりと考えることで、キッチンの使い勝手やデザインが大きく変わることがあります。シンクの素材や形状によって、掃除のしやすさや耐久性が変わるため、自分のライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが大切です。また、シンクのデザインや色によって、キッチンの全体の雰囲気も変わるため、インテリアとしての要素も考慮することが必要です。この記事ではキッチンシンクの素材や選び方のポイントについて、詳しく解説しています。シンク選びの際の参考にしてみてください。
シンク選びで意識したいポイントとは?
作業しやすいシンクを選んでいくためには、自分の家庭で使用している調理器具や食器など洗い物の大きさや量を考慮して、適切な形やサイズ・深さのキッチンを選ぶことが重要となります。
例えば狭いシンクでの作業は、食器がかさばり、少しずつしか洗えないことで、洗い物が面倒に感じたりといった後悔となることにも。そのため、実際にシンクでどのように洗い物をするのかがある程度明確になっておく必要があり、そこから形やサイズ・深さを決めていくことが大切です。普段の生活を振り返ってどのようなサイズにするかを決めましょう。
またシンクは、意外とLDKの見た目にも大きく関わってきます。そのため、空間全体を考慮して検討することも大切で、色や素材、美しさを保つことができるようなキッチンを意識していきましょう。
シンクの素材の種類と特徴
シンクで使われる素材は、どれもある程度の耐久性や耐熱性、硬度・強度を持っている素材でありますが、インテリアとの調和のとれた素材にするのか?耐久性の高い素材にするのか?手入れのしやすい素材にするのか?といったように重視するポイントによって選び方が変わってきます。
そんなシンクの素材と特徴について代表的な4つをご紹介していきます。
- ステンレス
シンクの素材で一般的に最も多く使われているのがステンレスで、「Stain」(変色)+「Less」(少ない)が由来の素材であることから変色しづらく、また錆びにくいことが特徴として挙げられます。ぬめりやカビの発生を抑え、シンクを清潔に保つ特性を持っていることや、耐水性や耐熱性が高く、扱いやすいことが人気の理由として挙げられます。
- 人工大理石
デザインやカラーバリエーションが豊富で、大理石に似た温かみのある見た目の樹脂素材のことです。樹脂素材のため比較的手入れも簡単ですが、熱などで変色が起こりやすかったり、長期間の使用で黄ばみが起こる可能性があることなどのデメリットもあります。
- ホーロー
金属の下地にガラス質の塗料を高温で焼き付けたもので、表面が滑らかで光沢がある見た目が特徴の素材です。耐熱性や耐水性が高く、汚れにくいのが特徴ですが、長年の使用でガラス質の釉薬が剥がれてくると錆が発生することもあります。
- クォーツ
水晶で作られたシンクのことで、一般的なクォーツのシンクは、水晶成分が素材の約70%を占め、30%にはエポキシ樹脂を使用されています。高級感のある見た目と、高い耐久性があり、お手入れも簡単で、ほとんどの汚れは水とキッチン用中性洗剤で落とすことができますが、価格が高価であるといったデメリットも。
シンクの設置方法
シンクの設置方法も、キッチンのデザインや利便性に合わせて選ぶことができ、大きく3種類に分かれます。カウンターの上にシンクを設置する、オーバーカウンター方式や、カウンターの下からシンクを設置する、アンダーカウンター方式などがありますが、
システムキッチンで多く見られるのが一体方式で、カウンターとシンクを一体化して成形することで、継ぎ目を無くしたタイプで、すっきりとした印象で汚れも溜まりにくく、ステンレスや樹脂シンクのどちらにおいても人気の設置方法です。
シンク選びで取り入れたいさまざまな機能
作業性を高める工夫
多くのメーカーが、使い勝手を向上させるための独自の機能を取り入れていますが、まな板をセットできるスペースや、取り外し可能な水切りプレート(ラック)を備えたモデルや、ラックやプレートに段差を設けたもの、洗剤やスポンジを整理するための収納ラックも搭載されているものなど、など、作業の効率を高めるような設計がさまざまあり、日常のキッチン作業をスムーズに進めるための工夫が施されています。
このような作業性を高める工夫を積極的に取り入れていくことで、使いやすいキッチンとなるように設計していくことが大切です。
お手入れのしやすさ
素材そのものだけでなく、表面加工や形状など、汚れや傷がつきにくいものや、掃除のしやすいシンクも数多くありますが、中でも人気なのが、排水口の形状や設置位置などに手入れのしやすい工夫が施されているものです。
シンクと排水口部分を一体構造とすることで、継ぎ目がなく掃除がしやすいタイプ、ゴミが集めやすく捨てやすいカゴ、水栓からの水流によって、ゴミがスムーズにまとまるようにシンク底の形状や角度などに工夫を施したタイプなどさまざまな種類があります。
静音設計
水の流れる音を抑える静音設計のシンクも増えてきていて、リビングやダイニングとキッチンが同じ空間だと、テレビに集中できない家族がいたり、キッチンからリビングへのコミュニケーションが図りにくかったりといったストレスとなるような要因が軽減されます。
まとめ
シンクを検討する際には、キッチンでの動き方をイメージしてから自分に合った素材や形状を選んでいくことが大切で、使い勝手の良さなどを考慮した上でプレートなどのオプションを検討することでキッチンでの作業をより快適にしていくことができます。
また実際にショールームで使い勝手が良いのかを確認することや、ショールームで色や形状がイメージしたものと合っているのかを必ず確認するようにして、満足度の高いキッチン作りをしていきましょう。
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