リビング作りの失敗から学ぼう！後悔しない対策とは？

リビング作りの失敗から学ぼう！後悔しない対策とは？

リビングは家で過ごす中心の場所となるため、快適な場所であることが必要ですが、家づくりをしていく際に快適なリビング作りを意識できていない場合、後悔や失敗と感じてしまうことも多くあります。ではリビングでの失敗や後悔というのがどのようなものがあるのかを理解し、どういった対策をしていくべきなのかを注目していきましょう。

リビングでよくある失敗や後悔

①リビングの広さ

一般的なLDKの広さというのは約18〜20畳程度となっていますが、このよく選ばれるLDKの広さの理由の背景にはやはり一番使い勝手が良い適度な広さという点が挙げられます。そのため、このLDKの大きさがより広かった場合や、狭い場合といったケースにおいては、デメリットに感じる点もあることを理解しておきましょう。

例えばリビングが広すぎる場合、冷暖房の効きが悪くなることや、掃除の手間が増えたり、全く使わないような無駄なスペースができてしまったり、他の部屋が狭くなってしまったり。。といった後悔や失敗が生まれやすくなってしまいます。

逆にリビングが狭すぎる場合には、家具などを配置してみるとリビングを人が行き交うことができないような狭い場所ができてしまったり、圧迫感を感じてしまったりすることなどといったデメリットが挙げられます。

このようにリビングの広さ一つでも使い勝手が悪くなることや、快適性に大きく影響を及ぼしてしまうので、一般的なリビングの広さを理解し、基準を持っておくことや、実際の家具が入ったイメージを持って間取りやインテリアまでを考えていくようすることで、失敗や後悔を無くしていきましょう。

②方角による日当たりの後悔や失敗

• 北向きリビングにしたらキッチンが暗かった
• 西向きにしたら夕方の西日が暑い

リビングでよくあるのが方角による失敗です。特に上記のようなケースは、家づくりの段階ではそんなに意識できていなかったけど、実際に暮らしてみると自分たちが思っていた以上に快適性が失われてしまった。といったケースで、こういった小さなことでもそれが毎日の生活においては大きなストレスに感じてしまうことがあります。

ですが、これは間取りの作り方に問題があるのではなく、このような間取りにおいても、窓の配置の工夫の仕方や、採光の取り方の工夫によってこのような問題を解決することも可能なのです。

例えば、北向きでもキッチンのそばに外の明かりを取れるような窓を配置することで、暗いキッチンも明るく感じさせることは可能です。

採光計画を行う際は自分たちの好みだけを取り入れてもらうのではなく、必ず住宅会社のスタッフやインテリアコーディネーターと共に採光計画を考えていくことで良い日当たりを確保することが大切です。

③２階リビングの失敗や後悔

２階にリビングを配置することで、LDKに開放感や眺望の良さをもたらすことができるため、憧れがあり自分たちの家も２階リビングにしたいという希望を持たれている方も多いかと思います。ですが、２階リビングでのよくある失敗や後悔するポイントも理解した上で設計されている方は意外と少ないようです。ここでは２階リビングのよくある失敗や後悔をご紹介していきます。

• １階との行き来が面倒
• 家具家電の搬入に手間がかかる
• 老後の使い方が心配
• 子供部屋・寝室が一回となるケースが多く、子供と顔を合わせない

このように意外と１階リビングに比べると手間や負担に感じられる点が多いのと、間取りに工夫を持たないと家族のコミュニケーションが取りづらい家にもなりかねません。そのため、２階にリビングを配置する場合、上記のようなデメリットを解決する対策を考えておくことや、ある程度理解を持っておかなければ後になって後悔しかねないので、注意するようにしましょう。

まとめ

生活の中心部となるリビングにおいては「家族が集まる快適な場所」となるような意識を持って家づくりを行っていくことがとても大切です。そのため今回ご紹介したようなリビングでの失敗や後悔を家づくりをする前から理解しておき、自分たちの家づくりに役立てていくことは満足度の高い家づくりをしていくためにはとても大切なことです。注文住宅は自分たちの思い通りにできる家づくりができるのだからこそ、自由度が高くどうしていいか分からないこともたくさんあるかと思います。そのためこのような失敗や後悔を参考に自分たちの家づくりにおいてもメリット・デメリットを意識して家づくりしていけるようにしましょう！