家づくりの設備選びでのよくある失敗や後悔とは？

家づくりの設備選びでのよくある失敗や後悔とは？

家づくりを進めていくと自分たちで設備を選んでいくことができることは、家づくりの大きな楽しみの一つでもあるかと思います。ですが、自分たちで決めるところというのは良いところばかりで考えてしまいがちな所でもあり、デメリットが見えづらくいざ住んでみると後になってこうしておけば良かった。。などと後悔してしまうことが多い箇所でもあります。もちろん予算的な所で悩まれている方も多いかと思いますが、せっかくの注文住宅なら自分たちが快適に過ごせる家づくりにしたいと誰もが思うはずです。そんな家づくりにおいての設備の選び方でよくある床材と、照明、収納についての失敗・後悔について注目し、失敗を防げるようにしていきましょう。

床材でよくある失敗や後悔

①床暖房にしたが電気代が高く使わなくなってしまった

床暖房を設置したけど、実際にはエアコンより電気代が高くてほとんど使っていないというケースです。また床暖房の位置に家具が置いてあるとせっかくの足元を温める暖房が無意味と考えられる方も多いようです。そのため、床暖房を設置する時は必ず１ヶ月の電気代を加味した上で、エアコンと比較した場合においても床暖房が必要なのかはきちんと家庭内で話し合っておくことが大切です。

②実際に完成したものを見ると安っぽさを感じてしまった

床材を選ぶ際に多くの場合が、端材のサンプルを元に床材を選んでいくことになりますが、実際に床に敷き詰めた状態を見てみるとイメージと異なって後悔している方もおられるようです。

そのため、床材を選ぶ際には自分たちのイメージとマッチするのかを確かめるために、仕上がりのイメージを住宅会社のスタッフに伝えることや、同様の床材を使用した施工事例をみることや、見学会などに参加して理想のイメージを忠実に再現できるような工夫を持っておくことが大切です。

照明・コンセントでよくある失敗や後悔

①照明のスイッチ・コンセントの位置

スイッチやコンセントの位置についてあまりよく考えずに設置してしまった場合、余計な動きをしなければならないケースが多く、後になってここにあった方が良かった。。と後悔することになってしまいます。きちんとは自分たちの使い勝手の良い場所に配置する場合、ある程度家具の配置なども決めた上で設計することと、模様替えを行った際のことまで考えて設置すると快適に使うことができるため、後悔しないためにもあらかじめどこに設置するべきかを考えておきましょう。

②寝転がった際にダウンライトが眩しい

最近の主流となっているダウンライトは見た目もスマートでおしゃれなイメージがありますが、安易に計画なく採用してしまうと、後悔してしまうケースも多いです。よくあるのが、寝転がった時や上を向いた際に上を向いた際に眩しく感じることが多く後悔してしまうケースも多いです。ダウンライトを採用する場合、その部屋の中で寝転がったりするのかを考えて、真上に照明が来ないような設計にすることや、必要であれば調光機能があるものを採用することで、眩しさを回避できるような工夫を持っておきましょう。

収納でよくある失敗や後悔

収納が足りなかった

収納を広くとることは間取りを小さくすることにもつながるため、収納は最小限で家づくりをしていく方は多いですが、自分たちの持ち物を把握していない場合、意外と収納が足りず結局外に出しっぱなしになってしまい見栄えが悪くなることで、後になって収納を広くとっておけばよかったという後悔はよくあります。そのため収納は将来的な家族の構成や、物が増えることも考慮して多くの収納をとっておくと後になって意外と使い勝手が良くなります。普段使う物や、書類などを収納する場所までを考慮すると見栄えの良い家になり、快適に過ごせることにもつながるので意識していきたいポイントの一つです。

まとめ

注文住宅の設備選びにおいてよくある失敗や後悔するポイントを床材と、照明、収納というポイントに絞ってご紹介していきました。今回ご紹介した点以外にも設備選びというのはありますが、何事もデメリットを考慮して家づくりを進めていくことがこういった失敗や後悔を生まないためにはとても大切なことです。そのため、良い点にだけフォーカスして決めるのではなく、実際の生活や、その設備を使ってみた時のイメージをしてから、設備を選ぶようにして満足度の高い家づくりとなるように意識を持っておきましょう。