新築で参考にしたい子供部屋の収納・レイアウトの考え方
2021.10.07
writer
IROHA.IE
目次
新築で参考にしたい子供部屋の収納・レイアウトの考え方
子どもの成長というのは親が考えているより早く、その成長の変化によって子供部屋の使い方も様々と変化していきます。特に子どもがまだ生まれていない場合で、新築する際には子供部屋をどのような間取りやレイアウトにするのか、収納はどのようなものを用意するべきなのか、なかなか想像がしづらいものです。ですが、子どもの間取りや収納についての最低限の知識を知っておかなければ、後々になって子どもが伸び伸びと育ちにくい部屋になってしまいます。
今回は、子どもの成長にも柔軟に対応できる子供部屋にしていくために、子供部屋の使い方にどのような変化があるのか、新築する際にはどのようにすることで自分の家庭にあった間取りやレイアウトや収納を用意することができるのかという点についてみていきましょう。
子供部屋を本格的に使い始める年齢は
幼児期
幼児期の子どもは基本的にリビングで親と過ごすことが多いため、あまり子供部屋を使う機会というのは少ないですが、リビングが散らからないようにプレイルームとして利用するケースもあります。その際には、安全に遊ぶことができるスペースを確保できるような家具の配置や、レイアウトを意識することが大切です。
小学校低学年
子どもが小学生になると、学校から出される宿題や、塾の課題などの勉強が始まるのですが、小学校低学年の頃はリビング学習を採用するケースが多いため、リビングで過ごす時間が多いですが、着替えや、就寝などの場所として少しずつ子供部屋の使用が始まります。
小学校高学年~中学生
子どもが思春期を迎える、小学校高学年または、中学生になると徐々に子ども自身に自我が芽生える年頃なので、子供部屋は今まで以上にプライベートな空間となり、一人での時間を必要とし出すようになります。子供部屋が本格的に必要となるのは、このぐらいの年齢からとなり、高校卒業の18歳、もしくは大学卒業の22歳頃までとなります。
参考:栃木県|思春期とは、こんな時期です!
(http://www.pref.tochigi.lg.jp/m56/system/desaki/desaki/documents/sisyunnki.pdf)
置くものを意識してから間取りやレイアウトを設計する
子供部屋を考える際には最低限のもの置くということを意識することが大切で、子供部屋に必要なものは、勉強机・椅子・ベッド・収納・照明器具といったものとなります。一般的な学習机のサイズは幅100×60cmで、シングルベッドのサイズは約100×195cmになっているため、新築する間取りに想定していくと、子供部屋のレイアウトはイメージしやすくなります。
例えば4.5畳の子供部屋の場合では、261×261cmという間取りとなり、この場合一般的なベットと、勉強机でスペースの半分程度を占めてしまうため、少し窮屈に感じてしまいますが、同じ家具の大きさでも高さを生かすロフトを設ければ、ベッドや収納スペースを十分に確保することもできます。
家具の配置がある程度決まれば、コンセントや照明の位置も使いやすい位置に設置してあげることができるため、子どもにとって使いやすい設計にするためには置くものを意識することで設計しやすくなります。
参考:ヴィーナスベッド|ベッドサイズの選び方、学習机のコイズミがおすすめデスクと最適な選び方をご紹介!
可動式の収納や、可動しやすい工夫作っておく
男女の兄弟の場合、年齢が大きくなるにつれて別々の部屋にしたいといった要望が出てきます。そんなライフスタイルの変化にも対応できるように、可動式のクローゼットを設置しておくと、部屋を分け与える際には、クローゼットを部屋の中央に置けば仕切り間になるようなものや、後で仕切り間を取り付けることができるような可動可能な部屋にしておけば、簡単に別々の部屋を用意できるようになります。クローゼットの中も自由にカスタマイズできる仕様にしておくことで、子どもの成長に合わせた使い方ができるため、勝手良く収納ができるようになります。
他にも家具にキャスターをつける等の可動しやすい工夫をしておくことで、子ども自身で簡単に模様替えができるようになるため、掃除がラクになることや、子どもの個性を引き出しやすい部屋にも繋がります。
まとめ
子供部屋を子どもが上手く使っていけるようにするためには、新築する際からの工夫や、知識が大切になります。親がきちんと子供部屋の使い方を理解し、夫婦間でどのような使い方をするべきなのかを決定した上で、間取りや収納を決めていくことで、子ども自身の意欲の向上にも繋がります。
今回ご紹介した子供部屋の収納や、間取り・レイアウトに関するアイデアは、兄弟の数や、夫婦の教育方針によっても様々であるため、それぞれの家庭にあった工夫を取り入れていくことが大切です。
これから新築を検討している家庭では、まず子どもに対してどのような教育方針にするかを決めてから、間取りや収納に落とし込んでいくことが長い年月で満足できる子供部屋になっていくため、夫婦の意見をまとめて子供部屋について考えていきましょう。
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