土地探しでの物件調査時に確認するべきポイント10選
2022.12.22
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IROHA.IE
目次
土地探しでの物件調査時に確認するべきポイント10選
土地探しをする際にどんなところを見るべきなのかを知らないと、何を基準に土地を選んでいけば良いかわからないため、実際に土地情報をみたり、現地に土地を見に行っても何がどういいのかが自分で納得いかずなかなか良い土地が見つからないことがあります。そのため、事前に物件調査をする際のポイントを理解しておくと、土地探しをスムーズに進めることができるようになります。
土地情報を見る際や、実際に土地を見にいく際にはどんなに注意して土地をみると良いのでしょうか?そのポイントについてご紹介していきます。
①方角についての確認
土地の方角を見る際には、まず道路がどの方角に面しているかを確認するようにしましょう。
一般的に人気があるのは日当たりの良い南側に道路が面している土地ですが、土地価格が割高であることや、逆に日が当たりすぎることで、床や家具などの日焼けが起こりやすいと言った点などのデメリットもあります。このように土地が道路に面している方角がどの方向なのかといった点でも土地価格や、その後の暮らしにも影響をもたらします。そのため、自分たちの理想の暮らしがどのような土地だと実現することができるのかというのは、メリットデメリットを考慮して決めておくことが大切です。
土地の向き | メリット | デメリット |
東 | ・朝から日当たりが良いため、冬は早く部屋が暖かく、明るくなる・朝早くに洗濯物を干せる | ・朝の陽射しが強い・午後以降日当たりが悪くなるため、夕方は暗く寒くなりやすい |
西 | ・長い時間日が当たるので、 布団や洗濯物を干しやすい・冬は夕方も部屋が暖かい・夕日が部屋から見られる | ・朝方が寒い・西日がまぶしい・夏は夕方も暑い |
南 | ・1日中日当たりが良い・夏の日中は日が高いので直射日光が入りにくく、冬は陽が射し込む | ・人気があるため物件価格が高め・リビングの家具や床が、日焼けしやすく、プライバシーの確保には工夫が必要 |
北 | ・夏場が涼しい・物件価格が安い・床や外壁が紫外線での劣化が少ない・リビングのプライバシーが確保できる | ・冬は寒い・日中から照明が必要なことも |
②土地の形状について
一般的に家を建てやすい土地の形状というのは、四角形(正方形・長方形)に形が整っている土地、いわゆる整形地である方が、敷地全体を有効に使った設計がしやすいとされています。逆に三角形や台形、L字形などの形が整っていないような不整形地だと、土地面積に対しての建築スペースが小さくなってしまう傾向があります。ですが、空いたスペースを庭や、駐車場にするといった土地の利用の仕方によっては、スペースを無駄にせず活かすことも可能です。不整形地は㎡あたりの土地単価がせいけいちに比べて割安の傾向があるため、土地代を抑えたい方は不整形地の土地をうまく活用することも一つポイントとして抑えておきましょう。
③周辺環境の確認(朝・夜)
まずは周辺環境がどのような場所であるのかを確認しておきましょう。例えば、住宅街なのか?大きい道路に面した通りにある土地なのか?スーパーや病院、学校は近くにあるのか?などといった点です。
また車で訪れるだけだと、意外と周辺環境がどのようになっているのかがわかりにくいので、時間を作って周辺を歩いてみてみることも大切です。意外と道が細くて歩くのに危ないことや、用水路があって子供にとって危ない場所だったりといった細かな点に気づけるはずです。
また昼間に土地を見に行って一見明るく閑静な住宅地に見えても、夜になれば街灯がついておらず、車通りも多いような場所だったなどと、意外と昼の印象とは違って見えやすく、土地の周辺環境を細かく知ることができます。そのため購入を件とする土地では、昼だけでなく夜にその土地に訪れてどんな場所なのか、その土地での暮らしをイメージしていくことが大切です。
④地盤改良の有無
地盤改良の有無によってその家づくりの費用にも大きく関わってくるため、あらかじめ地盤の状況を知っておくことは、家づくりを計画していく上ではとても大切です。
万が一、その土地の地盤が軟弱だった場合には、地盤改良工事が必要となります。
その土地の地盤を知るには、不動産仲介業者に近隣の地盤調査データの取り寄せをお願いするか、役所で周辺の建物を観察したり、昔の地名を古地図であたってみるなどして、その土地がどういった地盤なのかを自分で調べることもできます。
⑤水はけ
水はけが悪い土地だと、大雨や台風の際に水が溢れ、家にも影響を及ぼすことがあります。そのため、周囲より土地の高さが高いか低いかを確認するようにして、水はけが良い土地なのか悪い土地なのかといった点を確認することや、雨が降った時にその土地がどういう状況になっているのか?という点もみておくと水はけの状態をきちんと確認できるため、おすすめです。
⑥隣地の状況確認
隣地との距離が近過ぎることはないか?境界がはっきりしているか?どんな暮らしをしている人たちがいるのか?という点は現場に行った際には確認しておきましょう。隣地との距離が近すぎると家を建てた際の圧迫感や、自分たちが建てたい広さの家が建てられないことにもなりかねません。隣地の気になる点はすぐに建築を予定している住宅会社や、不動産会社へ相談してみましょう。
⑦災害面での危険性
過去に災害被害があったかどうか?ハザードマップを確認したり、近隣の方から話を聞くことや、気象庁・国土交通省のHPなどを確認しておくことで、安全な地域かどうかという確認を行うと良いです。
⑧ゴミ置き場の確認
頻繁に使用する場所でもあるゴミ置き場が建てる土地から遠すぎると毎回のゴミ出しが大変です。また逆に近過ぎてもニオイが気になることもあるため、ゴミ置き場の位置は現地に行った際に確認しておきましょう。
⑨ライフライン・下水の確認
電気・水道・ガスのライフラインが整っているのかどうかも大切で、電柱・電線があるか?全面道路に水道管が通っているのか?都市ガスの場合、ガス管が通っているか?などをチェックすることで、ライフラインの確認をしておきましょう。整っていない場合、別途で費用がかかることや建築までの時間が伸びてしまうことになりますので、確認を忘れないようにしましょう。
下水についても、本下水・浄化槽のどちらなのかを確認しておくことで、住んでからの手間や費用、初期経費といった点に関わってきます。浄化槽の方が初期経費が高く、住んでからの清掃や点検などといった手間もあります。逆に本下水は初期費用は安くメンテナンスなども不要ですが、月々の水道代が浄化槽より高くなります。
⓾現況と引き渡しの確認
土地の現在の状況がどのようになっているのかと、引き渡し時にどのような状態で引き渡しになるのかも確認しておきましょう。建物が建っていたり、木が植えられていたりと状況は土地によって様々ですが、それを撤去して引き渡しなのか、それとも自分たちで撤去しなければならないのかによって、解体工事費用の発生が必要となる場合もあるため、土地を見る際には確認するようにしておきましょう。
まとめ
土地の物件調査で知っておくと良い点を10個ピックアップしてご紹介しました。土地には複雑なルールが多いため、もちろん他にも気をつけなければならない点や確認すべき点は他にもあります。そのため、土地に関することは些細なことでも住宅会社の担当スタッフに相談して、プロの目線からも確認してもらうようにし、自分たちの理想的な土地を購入できるようにして行きましょう。
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