アウトドアリビングで後悔しないように注意点を理解しておこう！

アウトドアリビングで後悔しないように注意点を理解しておこう！

アウトドアやキャンプ好きな方であれば家づくりにおいて一度は憧れるのが、アウトドアリビングスタイルの家ではないでしょうか？またコロナ禍によって自宅にいながら外を感じられる空間を作ることで、日常生活でのストレスも軽減できるため、今人気が高まっています。

ですが、一方でアウトドアリビングの家で気をつけるべき点を理解しておかないと、後になって後悔してしまうケースも少なくありません。今回はそんなアウトドアリビングのメリットと後悔しないための注意点をご紹介してきます。

アウトドアリビングのメリットとは？

1. 気軽に外を感じられる生活ができる

アウトドアリビングがある家づくりをすると、いつでも外を感じられる空間を手にすることができるため、気軽に外で食事をしたり、お酒を飲んだりといったように賃貸やマンション生活ではなかなか実現できない注文住宅ならではの外での生活を楽しむことができることは、アウトドアスタイルを取り入れる大きなメリットの一つです。

2. 子どもやペットの遊び場として

子どもやペットというのは思っても見ない行動をするものです。そのためなかなか目を離して外出先で自由に遊ばせるというのは難しいですが、アウトドアリビングがあれば、室内から子どもやペットの様子を見ながらも安全に遊ぶことができます。プライベートな空間で安心して遊ばせることができ、子どもやペットを自由に遊ばせたいと思っている方には特におすすめです。

3. おしゃれな空間を楽しむことができる

屋外用のソファーや、テーブルなどのインテリアにこだわることで、リゾートホテルのような開放的な空間や、おしゃれな空間を楽しむことができます。仕事や日常で感じるストレスを癒すような空間を作り出すことができるのもアウトドアリビングの魅力でもあります。

アウトドアリビングにする際に気をつけるべき点

思ったより使わなかった

アウトドアリビングにして、屋外で食事を楽しんだり、休日は外でゆっくりと珈琲やお茶をカフェ気分で楽しみたいなどといった理想の生活を思い描くかと思います。

ですが、実際に住んでみると気候の良い春・秋といった時期しか使わなかったり、思っていたより使わないスペースとなってしまうこともあります。

明確に利用目的を持っていないとこのようなことになってしまいやすいので、アウトドアリビングを設計する際には、インテリアにこだわってみるなどの、普段から使用したくなるような工夫を凝らしておくことがとても重要です。

土地選びと目隠し対策

アウトドアリビングの醍醐味でもあるプライベートな空間を設計しても、周囲の建物から見えるような設計になっていたり、喋り声が響いて近所迷惑になってしまうような場所だったため、理想とのギャップを感じてしまうこともあります。

完全プライベートな空間にしていくためには、周囲の環境を考慮した土地選びや、視線を遮るような目隠し対策まで検討しておき、くつろぎのスペースとして利用できるような工夫を持っておくことが大切です。

手入れの手間

アウトドアリビングは屋外に設置するため、インテリアに使う椅子やテーブルというのも時間が経っていくにつれて、雨風などで汚れてしまいます。そのため定期的な手入れをすることが必要となりますが、これを頭に入れていないと手入れも疎かになってしまうため、インテリアの劣化も早くなってしまい見た目も悪くなってしまいます。

そのため、インテリアに関しては外で利用するための椅子やテーブルを使用するようにして、雨風が激しい時には簡単に雨除けカバーをかけれるような工夫を持っておく必要があります。

リビングが狭くなってしまった

アウトドアリビングを設計すると、家の中のリビングとは別に屋外にもう一つリビングを設ける必要があるため、土地の広さによっては屋内のリビングの床面積が十分に確保できない間取りになってしまうこともあります。

そのため、アウトドアリビングを設ける場合は、屋内外共にある程度余裕をもった間取りを考えるようにして、自分たちの必要なリビングの広さを明確にしておくことが大切です。

まとめ

アウトドアリビングは開放的でリビングを明るくし、家にいながら非日常的な空間を手にすることができるためおすすめですが、その反面使用方法を決めていないと、逆に設計したことを後悔することにもなりかねません。そのため、日常生活のどのような状況で利用するのかをあらかじめ決めておき、その生活の中で起こる手間やリスクをきちんと把握し、リスクヘッジしておくことはアウトドアリビングを設計するためには欠かせないポイントです。

将来的な使い方まで検討し、永きにわたって快適にくつろぐことのできる「アウトドアリビング」にしていきましょう。