アウトドア・キャンプ好きが実践している家づくりの間取りアイデア

アウトドア・キャンプ好きが実践している家づくりの間取りアイデア

昨今のコロナ禍の外出制限や、密になる空間を避けることを余儀なくされている時代において今ブームとなっているのが、キャンプやアウトドアといった外での遊びやライフスタイルです。

住まいの需要においても同様にアウトドアスタイルの家づくりという需要が高まり、人気があるのですが、やはり普段から外での遊びを取り入れているアウトドアやキャンプ好きな方にとっては、住まいにおいてもキャンプ・アウトドアスタイルを感じられるような家づくりにしたいですよね。

今回はそんなアウトドア・キャンプ好きが実践している家づくりの間取りアイデアについて注目し、何種類かご紹介していきたいと思います。

アウトドアスタイルの家づくりにおいて重要なのは「自然素材と外とのつながり」

アウトドアスタイルの家づくりでまず重要になるのが、住宅の中と外とのつながりがある家であるかどうかという点です。もちろん閉鎖的な空間より、開放的で自然を感じられるような空間というのを多くの方が好まれます。ですが、アウトドア・キャンプ好きな方であれば、普通の人の家より自然を感じられるような開放的な空間が良いですよね。そのため、家づくりにおいても自然素材と外を感じられるような工夫を持っておくことが必要となります。

具体的には家具や床材には無垢材を使用したり、窓を大きく取ることで、採光を良くしたり、家の中にアウトドアを感じられるようなインテリアや観葉植物を飾ったり。と細かな点で自然素材と外との繋がりを意識することで、自分好みの理想的な家となっていきます。

アウトドアリビング

外で過ごす時間が好きな方や、外で食事をしたり仕事をしたりと気軽に外を感じられるような家にしたいと考えている方におすすめなのが「アウトドアリビング」です。

屋内のリビングに併設して外にもリビングを設けるような間取りにすることで、開放的な空間を作ることができますが、敷地面積を広く使う間取り設計でもあるため、広い土地を保有している場合は理想を実現しやすく、快適なアウトドアリビングにすることができます。

ソファーやテーブル、外で使える調理器具などを設置するとよりアウトドアな雰囲気を感じられる空間となるため、間取りの考慮だけでなくインテリア・設備選びまで考えていき、こだわって家づくりをしていくことが大切です。

土間リビング

本来、土足のままで上がれる場所である「土間」ですが、その土間をリビングと併設することで空間の広がりをもたせることや、気軽に外と中の繋がりを感じることができる空間が「土間リビング」です。

自転車やベビーカーなどを使用した後に、外に置くのは雨晒しになってしまうし、かといって家の中に入れると汚れてしまう。なんて時にも土間リビングはとても便利です。庭とリビングを繋げる空間として設けたり、趣味やペットのために土間スペースを取り入れる方も多く、アイデア次第でさまざまな使い方ができるのも土間リビングの魅力です。

ビルトインガレージ

車好きやバイク好きの方におすすめなのが、建物内にガレージが組み込まれている「ビルトインガレージ」です。自分だけのプライベート空間で、リラックスして普段のメンテナンス作業を行えたり、雨風からのダメージも防ぐことができるため、いつでも綺麗に保つことができます。

ガレージと屋内にドアを設置することで、買い物した際の荷物の持ち運びも楽々です。

まとめ

家づくりにおいてアウトドアを楽しめるような環境をつくることは、間取りを考える時点から自分たちの理想はどんな間取りの種類だと良いのかということを明確にしておく必要があります。

またその間取りの使い方はアイデアや工夫次第で利便性が高くなり、生活を豊かにすることも可能になります。

ですが、その反面きちんと目的を明確にしておかないと、使用しなくなったり、不便に感じたりすることも多くあるため、まずはどのように使うかを明確にし、普段の生活をイメージして支障が出ないかなど将来的な面も頭に入れて、考えていくことで理想的なアウトドアスタイルの家づくりが出来るように準備していきましょう。