注文住宅の着工から完成・引き渡しまでの流れとは?やるべきこととは?
2022.10.06
writer
IROHA.IE
目次
注文住宅の着工から完成・引き渡しまでの流れとは?やるべきこととは?
家づくりの設計や仕様・設備が決まって契約まで行うと、いよいよ新築の着工工事が始まります。入居のタイミングを家族のライフイベントに合わせて入居されることを考えられている方も多いかと思います。その際に着工から新築が完成するまでどれぐらいの期間がかかるかを把握していなければ、計画通りに家づくりを進めることも出来ません。そのため家づくりの着工から完成までというのは、どのぐらいの期間がかかり、どのような流れで進んでいくのかに注目してご紹介していきます。
着工までの目安期間は3〜6ヶ月
Step 1 | 情報収集・予算決め | 【目安期間:1ヶ月】 |
Step 2 | 住宅会社の選定・土地の探し・住宅ローン事前申請 | 【目安期間:3〜6ヶ月】 |
Step 3 | 間取り・設備仕様の決定・契約・住宅ローン本申請 | 【目安期間:2〜6ヶ月】 |
Step 4 | 着工 | 【目安期間:3〜6ヶ月】 |
Step 5 | 完成後の確認、引き渡し、登記手続き | 【目安期間:1ヶ月】 |
家づくりの規模や詳細によっても期間は変わりますが、一般的には着工開始からおおよそ3〜6ヶ月で完成となります。ではその着工期間中はどのような流れで工程が進んでいくのかをみていきましょう。
■地鎮祭
着工にあたって地鎮祭といって、新しく建物を建設する前に、そこで安全・安心に暮らしていけるように祈願する儀式を行うことが一般的です。この地鎮祭には主に下記の3つの意味があるとされています。
・その土地を守っている氏神様に土地を利用する許可を取る意味
・工事の安全を祈る意味
・住む人の繁栄を祈る意味
この地鎮祭は、必ずしもやらなければならないものでは無く、手間や費用もかかることで、家庭の考え方によっては地鎮祭をやらない家庭もあり、あくまでもお施主さんに開催するかどうかを選ぶ権利があります。
■地盤改良・基礎工事・配管工事
地盤調査を行い、地盤が緩い土地であれば改良工事を行います。その後家の基盤となる基礎工事となり、基礎を地盤下に作るために根切り工事を行い、鉄筋で骨組みを作りその周りを型枠で覆いコンクリートを流し込みます。基礎が出来たら配管工事を行います。
■建方・棟上式
木造住宅の建築工事において、家の骨組みとなる柱・梁・屋根といった部分から建設していきます。この最後に組む木材が「棟木」と呼ばれていて、これを作り上げることを「棟上げ」と呼びます。
棟上げの日は骨組みを1〜2日で仕上げ、棟上げが終了したらそのまま棟上げを無事に終えられたことをお祝いする「上棟式」を行われます。
お施主さんは建築現場の関係者に料理やお酒をふるまったり、手土産やご祝儀を渡したりするなどして、労いの気持ちを表しますが、現代においては、略式化して行う人も多く、施主が建築関係者への感謝の気持ちを伝えたり、挨拶をする機会という意味合いが強くなっています。
■屋根・外装工事・内装工事
家の枠組みができるとすぐに、まずは屋根工事を最初にすることで、資材や建物の内部を雨から守ることで、この後の作業が天候に左右されずに進めることができます。
その後外装工事、内装工事へと進んでいき、いよいよ外観がはっきりしてマイホームが建ったという実感が湧いてくるでしょう。内装工事はキッチンやお風呂などの大きな部分から、床や階段、そして扉や障子、ドアなどの建具といった家の中の工事を行っていきます。ここまでくるといよいよ完成が見えてきます!
完成後の確認、引き渡し、登記手続き【目安期間:1ヶ月】
Step 1 | 情報収集・予算決め | 【目安期間:1ヶ月】 |
Step 2 | 住宅会社の選定・土地の探し・住宅ローン事前申請 | 【目安期間:3〜6ヶ月】 |
Step 3 | 間取り・設備仕様の決定・契約・住宅ローン本申請 | 【目安期間:2〜6ヶ月】 |
Step 4 | 着工 | 【目安期間:3〜6ヶ月】 |
Step 5 | 完成後の確認、引き渡し、登記手続き | 【目安期間:1ヶ月】 |
工事が完成すると完成後の検査を行います。建設当初の建築確認済証どおりに建物が完成しているかをチェックし、検査機関の検査を受け合格する必要があります。その後、ようやくお施主さんと設計担当者が立ち会って、完成後の仕上がり確認を行います。この時に気になることがあれば確認し、補修が必要な場合は遠慮なくお伝えしましょう。完成後の確認で何も問題がなければそのまま引き渡しとなり、登記手続きを進めていきます。
まとめ
家づくりで自分たちの暮らしが形となっていく着工から完成までの期間というのは、やはり一番わくわくしますし、自分たちの家が出来上がっていく工程はとても魅力的だと思います。ですが、どんな流れでどれぐらいの期間がかかるかを知らずに進めていくと、いつになったら出来るのか?などと早く入居したい気持ちが先走ってしまい、ストレスに感じることも。家づくりをしていく前からどのような工程で進んでいくのかを把握しておき、余裕のある家づくりをしていけるようにしましょう。
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