老後の暮らしやすさを考えた家づくりをするために、住むエリアを考慮しよう
2023.03.23
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IROHA.IE
目次
老後の暮らしやすさを考えた家づくりをするために、住むエリアを考慮しよう
老後の暮らしやすさのことまでを考えた家づくりをしていくつもりだとしても、実際に年を重ねなければわかりにくいような点も多いため、家づくりの際にはあまり気にならなかった点が実際に年を重ねた際にここをこうしておけばよかったと後悔してしまうことということは、多くの家庭でよくあることです。ではこのような後悔が起こらないようにするためには、家づくりというのはどんなことに気をつけて家づくりを進めていくと、老後まで健康・快適に暮らしていくことができるのでしょうか?一般的な家づくりでの建てた後の暮らしも健康に
理想的な老後の住まいとは?
まずは理想的な老後の住まいとはどういったものなのでしょうか?全国の20代以上の成人を対象とした国土交通省による老後の住まいについてのアンケート調査によると、賃貸よりも持ち家に住みたいという回答は8割強を占めていて、「共同住宅よりも一戸建てに住みたい」とする回答が7割を超える結果となっています。このことから理想的な暮らしにおいては、やはり「持ち家の一戸建てに住みたい」という意見が大多数であることがわかるかと思います。
また、住むエリアに関しても「自然に恵まれた田舎より、利便性の高い市街地に住みたい」という回答が7割を超えていて、高齢になってからも快適に暮らせるように医療施設や公共施設などへのアクセスの良さがある場所に住みたいという理由からこのような利便性の高い場所に住みたいといった需要が高まっているようです。
国土交通行政インターネットモニターアンケート調査 『住生活に関する国民アンケート〜未来の「住まい」を考える〜』
老後の不安要素を解決できるエリアが住みやすい場所
アンケートの結果からも読み取れるように老後の不安要素を解決できるエリアというのは、やはり利便性の高さにあることが理解できたかと思います。その理由としては、自宅の近くに医療機関や介護を受けることができる施設があることや、日々の生活での移動や買い物がしやすい交通の便が整った場所であることはやはり住みやすいエリアの特徴でもあります。
病気や怪我をした際に、支えてくれたり、困った時に相談に乗ってもらえるような支援をしてくれる地域とのつながりがあるようなエリアは、やはり人気が高く、そういった不安要素を解消できる場所は利便性の高い場所によってその不安が安心となります。
バリアフリー化が進んだ地域
外出先での転倒、転落などといった怪我や事故というのは、高齢になった時には身体が不自由になってしまうことや、時には命に関わることもあります。そのため、高齢になっても外出しやすい生活環境なのかどうかといった点も老後の暮らしには大切な要素でもあります。
外出した際の駅や施設、道路といった生活環境がバリアフリー化されていることや、危険な箇所が無いかどうかといった点もきちんと把握してから暮らすエリアを決めていくことは、健康に老後を暮らしていくためには大切なポイントの一つです。そのため、一度周辺施設がどのようになっているのかといった観点で住むエリアを見てみると意外と自分たちにとってとても暮らしやすい場所があることに気付けるかもしれません。
住む場所は利便性まで考えるべき
家づくりで将来的な老後のことまでを考えると、やはり田舎より市街地の利便性の高いエリアに住むことは、老後の暮らしまでを考えるととても大切なことです。そのため実際にどんな家づくりをするかを考える前に自分たちの暮らしを考えることによって家づくりのコンセプトも決まってくるため、まずは暮らし方を決めることが大切です。老後に健康に暮らすというコンセプトを立てた家づくりをしていく場合、利便性から考えて住むエリアを決めることによって、社会との繋がりによって住宅自体の価値というのも高まります。
将来的な利便性まで考えるとお得に暮らせるかも?
やはり田舎の利便性が悪い暮らしと比べて、市街地の利便性の高いエリアに住むことはその分土地代も高くなりがちです。ですが、そこで土地探しのポイントともつながる部分になりますが、今は利便性が高くないような場所で、都市開発によって将来的に利便性が高くなるようなエリアも多くあります。そういった土地であれば、市街地の高価な土地よりもお得に土地を購入できる可能性が高いです。
そのため、そのエリアの都市計画が将来どのようになっているかなども考慮することも可能なので、土地探しの際は市街地だけでなく、このような都市計画を考慮して将来的な暮らしがイメージできるようなエリアで、住む場所を決めていくことは、老後の暮らしまでを考慮した暮らしにとって、とても大切なポイントです。
都市計画は各地方自治体のホームページにも公開されているので、是非参考にして土地探しをしてみるのもおすすめです!
慣れ親しんだエリア
慣れ親しんだ場所はやはり土地感があるため、地域のことがよくわかっていたり、周辺に知人が多いこともあるため、暮らしやすさは高まります。住み慣れた場所は、段差がある道路や、治安の悪い場所などといった住んでみないとわかりづらいような点も知っていることが多いため、危険に遭遇する箇所を知っていることや、回避することが容易であるため、気軽に外出しやすい環境であるため、健康に暮らすことができるというメリットがあります。意外と利便性の高さだけで考えるのではなく、こういった今までの経験というのも住むエリアを決める際には重要なポイントの一つです。
まとめ
老後に健康に暮らしていける生活を実現するための家づくりをしていくために必要な地域の考え方についてご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?これから家づくりを進めていく家庭においては、生涯健康に暮らせるような家を建てたいと思われる方は、家づくりをスタートする前にまずは今回ご紹介した自分たちの老後までを考え方について理解を深めてから、家づくりを考えていくことで本質的に老後を健康に暮らせる家を建てられるようにしていきましょう。
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