土地探しでよくある後悔・失敗談とは?
2023.01.05
writer
IROHA.IE
目次
土地探しでよくある後悔・失敗談とは?
住宅購入を検討する際に多くの方が一番最初に考えるのが土地購入に関することかと思います。ですが、知識もなく自分たちの価値観だけで土地購入までをおこなってしまうと、後になって失敗に気づくことや、後悔してしまうことがほとんどです。そのため、今回はそんな土地探しの際の後悔や失敗談を事前に知っておくことで、このようなトラブルを回避できるようにすることができます。
土地代に加えかかる費用までを計算できていなかった
地盤改良
地盤が弱い土地であれば、家を建てる際には地盤改良を行い、強い地盤に整えてから家を建てていく必要があります。ですが、希望する土地が地盤が強いのか、弱いのかを正確に知るには地盤調査をしてみなければなんとも言えないところです。そのため、基本的にかかる経費だと認識しておき、予算をとっておき、地盤改良が不要だった際は住宅のグレードアップなどをするように余裕を持っておくことが大切です。
解体工事費
土地を購入したが、既存の建物を取り壊す解体工事費が実費で必要だったというケース。一般的には不動産業者からの説明や、土地情報にも記載があるので、解体工事費が必要な土地なのかはきちんとみていればすぐにわかるかと思いますが、注意しておくことは大切です。そのため土地購入する際に現状建物が残っている土地の場合、その解体工事費が土地購入価格に含まれているのかは必ず購入前に確認しておきましょう。
インフラ整備
電気・ガス・水道といったインフラが整っていない土地の場合、インフラ整備のための初期工事費用が必要となります。インフラ整備にかかる費用については「土地探しで知っておくべきインフラ整備の大切さとは」でご紹介していますので、併せてご覧いただければ、よく理解できるかと思います。
希望通りの家が建てられない
建築条件付きの土地だった
希望の条件に見合った土地を購入したつもりが、ハウスメーカーの建築条件付きの土地だった場合、希望する家が建てられないケースがあります。特にデザインにこだわった家づくりをしたい場合、建築条件付きの土地を購入してしまうと、自分たちの思っていた設計プランを実現することができず、結果として後悔してしまうことがあります。そのため、こだわった家を設計したい場合や、自分たちの家づくりが明確になっている場合、住宅会社が決まっている場合などは、土地選びの際には必ず土地情報の建築条件なしの土地を探すようにしましょう。
建築協定があった
建築協定があり、建物の高さ・デザインの制限がある土地を購入してしまったといったケースです。
建築協定がどのようになっているのかを住宅会社や不動産会社に確認を取るようにして、購入する前にどのような制限があるのかを明確にしておく必要があります。
迷っている間に希望の土地が売れてしまった
人気のある土地というのは他の住宅購入を検討している方も同様の条件で探している可能性が高いため、基本的に早い段階で売れてしまいます。そのため、購入に値する条件を明確にしていないと、希望の土地が売れてしまって、希望通りの家がなかなか建てられないことも。
自分たちの条件を明確にして、即決できるように準備しておくことが大切です。
価格が安いからだけで即決しない
- 分譲地などで1区画売れ残っていて価格が値下がりしたので、土地を購入したが実際に家を建ててみると、ゴミ捨て場が家の前にあり、匂いが気になるというケース
- 高低差がある土地や旗竿地などは、整形地の土地と比べた際に相場より土地代が安い傾向にありますが、土地の形状が変わっている場合、外構費が高くなるケースが多いため注意が必要です。
実際に住んでみて気づいたポイントについて
地図上でみる限りではアクセスや利便性も良さそうだと思って土地購入しても後になって後悔するケースも多くあります。
- 公共機関は充実しているけど、スーパーやコンビニが近くにない。
- 街灯がなくて、夜は道路が真っ暗!
- 虫が多く発生する…
- 通勤・通学の時間にとても混む道だった
- 隣の人の騒音がうるさい
上記のようなポイントというのは、きちんとその土地を調べていないと把握しづらいポイントでもあるため、実際に購入しようとしている土地の周辺を実際に歩いてみることや、朝昼晩の時間を変えて訪問した上で購入を決めることが大切です。
まとめ
土地探しをしていく際には、自分たちの理想とする土地がどのようなものなのかを明確にしている状態で土地探しをすることが大切ですが、相場より安い土地を見つけた際に、購入するか迷っている場合に焦って購入を急ぐのではなく、一度きちんと購入しても良い土地なのか?といった点をクリアにするために焦らずに情報収集を行うことが大切です。
良い土地が見つかった際には、住宅会社にも連絡をして、希望の暮らしができそうな土地なのか?といった相談をしていくことも大切です。
今回ご紹介した後悔・失敗談を参考にして、自分たちの理想の暮らしができるようにしていきましょう。
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