共働き夫婦にとって必要なストレスフリーな住宅設備

共働き夫婦にとって必要なストレスフリーな住宅設備

新築を考える共働きの夫婦にとって、住まいはただの居住空間ではなく、仕事と家庭生活のバランスを保ち、日々のストレスを最小限に抑えるための工夫が施された場所であるべきです。

新しい家を建てる際、多くの夫婦は快適な生活空間の実現を目指しますが、特に共働きをしている場合、忙しい毎日を送る中で、限られた時間の中で家事をこなすことは大きなストレスとなり得るため、効率的に家事ができる住宅設備を備えた新築の家は、共働き夫婦にとって理想的な家とも言えるでしょう。

今回は共働きの夫婦間でストレスを生まないためにはどんな住宅設備が備わっていると良いのかをみていきましょう。

大型パントリー

忙しい共働き夫婦にとって、日々の買い物は思ったよりも大きな負担になりがちですが、そんな時に役立つのが、大型パントリーです。毎日スーパーに行く時間がなくても、事前に買い溜めしておいた食料や日用品があれば、忙しい日々が少しでも楽になります。

大型パントリーは食品だけでなく、洗剤やトイレットペーパーなどの消耗品のストックや、調理器具やキッチン用品の収納スペースとしても活用できるので、キッチンスペースを常に整理整頓できます。これで、キッチンがごちゃごちゃする心配もなくなります。

パントリーを玄関の近くに設置すれば、買い物から帰った時の荷物の片付けもスムーズ。買ってきたものをササっとパントリーにしまうだけで、日々の生活がグッと楽になります。

宅配ボックス

日中留守にしていることの多い共働き夫婦にとって、家にいない間に届く荷物を受け取ることができないのは、結構なストレスかと思います。そこでお勧めしたいのが共働き夫婦には欠かせない設備の一つでもある、宅配ボックスです。

玄関横に置くロッカータイプのものが一般的ですが、もっとおしゃれで目立たない壁埋め込みタイプもあります。この埋め込みタイプの場合、家の外観を損ねずにセキュリティ面においても安心です。ただし、このスマートな宅配ボックスは後から設置するのが難しいので、家を建てる時に設計に組み込む必要があります。

２ボールの洗面所

朝の支度時は出かける準備で洗面所を使いたい時間帯はだいたい被るもの。そんな時、「先に使いたい！」と夫婦間で小さな争いが起こることもあるかもしれません。

そんな朝のイライラを解消するために、洗面スペースを広く取って、2つの洗面ボウルを設置することも検討してみてはどうでしょうか？

2ボールの洗面所なら、複数の人が同時に歯を磨いたり、顔を洗ったりすることができるため、朝の支度もお互いスムーズに。もしスペースが許すなら、家の別の場所にもう1つ洗面所を設けることで、さらに夫婦共にストレスなく朝を迎えられるようになります。共働き夫婦にとって、朝の忙しい時間を少しでもストレスなく暮らすためには柔軟なアイデアも必要となります。

物干し金物×換気システム

最近の共働き家庭では、急な天候の変化にも対応できるよう、洗濯物を室内で干すのが一般的になってきました。特に日差しがたっぷり入るリビングなどで洗濯物を干せば、あっという間に乾くのが嬉しいポイント。でも、室内で洗濯物を干すと、洗濯物からの湿気が部屋中に広がり、カビの原因になることにもなりかねません。そこで活躍するのが、物干し金物で、洗面室や浴室のような24時間換気システムがあるスペースに物干し金物を設置することで、洗濯物から出る湿気を効率的に外に逃がし、室内を快適な乾燥状態に保つことができます。このような組み合わせによって、洗濯物が早く乾くだけでなく、カビ予防にもなります。

防犯面の対策

夫婦のどちらもが仕事に出るような共働き夫婦の場合、長時間家を留守にすることが多いことから、気になるのが防犯面の対策です。泥棒の侵入経路として最も多いのは「窓からの侵入」がなんと全体の3分の2を占めていて、留守になる時間が長いリビングの窓は十分に注意を払う必要があります。

リビングの掃き出し窓に電動シャッターを装備しておくことで、留守中の防犯対策をできるようにしておくことは大切です。また手動式のシャッターでも窓を塞ぐことは可能ですが、防犯対策としては電動シャッターの方が家を出る際にも手間をかけずに戸締まりができ、高い防犯性を確保できます。

まとめ

共働き夫婦において新築の家づくりをしていく場合、住んでから夫婦の不安やストレスが生まれないようにリスクをなくすような設計をもっておくことが重要となることが理解いただけたのではないでしょうか？暮らしが実現できるような住宅設備は、忙しい私たちの生活にとって、無くてはならないものですが、共働き夫婦でこれから新築お考えのご家庭においては、一度今回おすすめした住宅設備について検討してみてはいかがでしょうか。