家づくりやDIYでおすすめする無垢の床材の選び方
2021.10.28
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IROHA.IE
目次
家づくりやDIYでおすすめする無垢の床材の選び方
快適な暮らしをしていくためには住み心地の良い家であることが大切ですよね。
そこで家にいる間、いつも身体が触れているところでもある床材は心地よい素材にしておくことで、住み心地の良さを感じられることができるんです。床材は部屋の大部分を占め、家の雰囲気にも大きく影響することで、その素材や樹種にまでこだわりをもっておくと、家を建てて住んだ時に私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
例えば、床材を合板にするのか無垢材にするのかでもその部屋の雰囲気というのは異なりますよね。
そのため無垢材で家の中で自然素材を感じられる家は温もりや高級感があることで、心地よい暮らしを感じられそうではないですか?
そこで自分の建てる家を無垢材にしたい!と思って、いざ住宅会社に行くと、無垢材の種類が多く、会社によって木材の呼び方が違ったりして、結局のところどれを選んで良いのかわからないなんてことに。。
そんなことにならないように、今回は床材として使う無垢材をどんなふうに選ぶと自分たちの暮らしをより快適にする家づくりができるのか?を紹介していきます!
無垢材が好まれる理由とは?
無垢材が好まれる理由として、見た目の良さや、温かみのある木の質感、素足で触れた時の心地よさなどが理由として挙げられます。ですが無垢材にも種類があり、無垢材の中にもウレタン塗装が施されたものは、木の変形が無くなり、汚れにくいといったメリットはあるのですが、調湿効果が損なわれ、無垢材が空気中の水分を吸いにくくなります。
調湿効果というのは、湿度が高い部屋で無垢材が湿気を吸収することで、ジメジメする不快感を軽減してくれ、逆に湿度が低い時には無垢材から水分が放出され室内の湿度を快適に保ってくれるものです。
そのため無垢材本来の良さを引き出すには、無塗装やオイル塗装仕上げの無垢材を使用する方が素材本来の良さを引き出すことができるんです。
家づくりやDIYで無垢材を選ぶ時のポイント
無垢材は種類も豊富で、年月の経過によって表情を変えるため、何を選んだいいのかよくわからないといったことになることが多いのですが、無垢の床材を選ぶポイントとして、下記の3つで選んでいくことで自分の家庭にはどの無垢材が適しているのかを決めてから木材を選んでいくことが大切です。
①見た目
②コスト
③機能
やはり良い木材であればある程、見た目や機能がよくなるといったメリットは多くありますが、その分コストが高くなりがちです。そこでまずは節の有無や、木材の色や木目の濃さ、木肌・年月の経過の具合などを基準に自分たちの理想に近いものを選びましょう。次にコスト・機能を考えると自ずと自分たちに合った床材が何なのかが把握しやすくなります。床材を選ぶ際の参考にしていきましょう。
無垢床材の種類と機能の違い
床材(フローリング)で使う樹種は「針葉樹」と「広葉樹」の大きく2つに分かれます。二つの大きな違いには木材の硬さにあり、針葉樹の場合は木材が柔らかく、逆に広葉樹の場合は木材が硬いといったようになっていて、どちらにもメリット・デメリットがあります。
【針葉樹の特徴】
■メリット
・柔らかくて足触りが良い
・調湿効果が高く冬でも暖かい触れ心地
■デメリット
・柔らかいことで傷や凹みが付きやすい
【広葉樹の特徴】
■メリット
・硬くて傷が付きにくい
・重厚感があり高級感がある
■デメリット
・調湿効果が少なく冬に歩くと冷たく感じる
・裸足で歩いた時に硬い
床材が柔らかい針葉樹の樹種は、木材の密度が低いことで調湿効果が高く、冬場でも室内の温度変化が少なく快適に過ごせるのですが、床材が柔らかいことによって傷や凹みがつきやすいといったデメリットがあります。
逆に硬い広葉樹の樹種は、調湿効果が低いため、冬場は寒く感じられることがありますが、硬くて傷がつきにくいといったメリットもあるのです。
機能面においては、柔らかくて足触りが良いけど傷がつきやすい針葉樹にするのか、硬くて傷がつきにくいけど冬場に冷たく感じる広葉樹なのかといった点や、床暖房対応の床材や、手入れのしやすさなどを考慮して選びましょう。
床材の価格について
一般的に節の少ない木材である程、耐久性が高く高価な木材とされていて、節の多さで木材のグレードが分かれていおり価格が変わってきます。中でも針葉樹には節が入っているものが多いです。ですが、節のある木材も木材本来の風合いを感じられることで、オリジナリティーのあるデザインを好まれる方に人気があり、素材の温かみを感じられ、価格も安価に抑えることができるので、床材の見た目も節ありの方を好まれる方にとっては、床材を安く抑えることができるんです。
まとめ
無垢材はいろいろと種類が合ってどれにしたら良いのかと悩みやすいものではありますが、どんな風にしたいのかを明確にしてあげると意外と選択肢は限られてくるので、自分たちの理想的な無垢材を選びやすくなります。今回ご紹介した無垢材の特徴や種類を理解し、自分たちの家づくりやDIYでの床材選びに役立てていきましょう。
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