注文住宅のローン選び|金利タイプと返済計画の立て方

資金計画・コストについて

2026.08.12

writer
IROHA.IE

目次

注文住宅のローン選び|金利タイプと返済計画の立て方

「住宅ローンはどう選べばいい?」 「変動金利と固定金利、どっちが良い?」

注文住宅を建てる際、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。しかし、金利タイプ・返済期間・借入額など、決めるべきことが多く、どう選べばいいか分からない方がほとんどです。

この記事では、初めて住宅ローンを組む方でも失敗しない選び方、金利タイプの違い、返済計画の立て方を徹底解説します。


目次

  1. 住宅ローンの基礎知識
  2. 金利タイプの選び方|変動・固定・フラット35
  3. 借入額の決め方|無理のない返済計画
  4. 住宅ローンの審査と手続き
  5. 返済を楽にする5つの工夫
  6. IROHA.IEの定額制なら返済計画が立てやすい

1. 住宅ローンの基礎知識

住宅ローンとは

住宅を購入・建築するための借入 住宅ローンは、住宅の購入・建築資金を金融機関から借りるローンです。通常は20〜35年かけて返済します。

住宅ローンの種類

①民間ローン 銀行・信用金庫・ネット銀行などが提供。変動金利・固定金利を選べます。

②フラット35 住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した全期間固定金利ローン。

③財形住宅融資 勤務先で財形貯蓄をしている方が利用できる公的融資。


住宅ローンの金利

金利とは 借りたお金に対する利息の割合です。例:3,000万円を金利1%で借りた場合、年間30万円の利息が発生します。

2026年の金利相場

  • 変動金利:0.3〜0.5%
  • 固定金利(10年):1.0〜1.5%
  • フラット35:1.5〜2.0%

※金融機関・審査結果により変動


2. 金利タイプの選び方|変動・固定・フラット35

変動金利

特徴

  • 金利が半年ごとに見直される
  • 金利が低い(0.3〜0.5%)
  • 金利上昇リスクがある

メリット

  • 金利が低いため、総返済額が少ない
  • 金利が上がらなければ最もお得

デメリット

  • 金利上昇リスク
  • 将来の返済額が不確定

向いている人

  • 若い世代(返済期間が長い)
  • 収入が安定している
  • 繰り上げ返済できる余裕がある
  • 金利上昇リスクを許容できる

返済シミュレーション(3,000万円・35年)

  • 金利0.4%:月々77,500円、総返済額3,254万円
  • 金利1.0%に上昇:月々84,685円、総返済額3,557万円

固定金利(期間選択型)

特徴

  • 一定期間(3年・5年・10年など)金利が固定
  • 固定期間終了後、変動 or 固定を再選択
  • 金利は変動より高い(1.0〜1.5%)

メリット

  • 固定期間中は返済額が確定
  • 変動とフラット35の中間的な選択肢

デメリット

  • 固定期間終了後、金利が上がる可能性
  • 変動金利より金利が高い

向いている人

  • 子どもの教育費がかかる期間だけ固定したい
  • 変動は不安だが、フラット35ほど固定にこだわらない

返済シミュレーション(3,000万円・35年)

  • 金利1.2%(10年固定):月々87,510円、総返済額3,675万円

フラット35(全期間固定金利)

特徴

  • 借入から完済まで金利が固定
  • 金利は高め(1.5〜2.0%)
  • 住宅の性能基準をクリアする必要あり

メリット

  • 返済額がずっと一定で安心
  • 金利上昇リスクがゼロ

デメリット

  • 金利が高いため、総返済額が多い
  • 変動金利より月々の返済額が高い

向いている人

  • 安定した返済計画を立てたい
  • 金利上昇リスクを避けたい
  • 高性能住宅を建てる(金利優遇あり)

返済シミュレーション(3,000万円・35年)

  • 金利1.8%:月々96,327円、総返済額4,046万円

金利タイプ比較表

項目変動金利固定金利(10年)フラット35
金利0.3〜0.5%1.0〜1.5%1.5〜2.0%
月々返済額(3,000万円・35年)約77,500円約87,500円約96,300円
総返済額約3,250万円約3,675万円約4,046万円
金利上昇リスクあり固定期間後ありなし
向いている人若い世代・繰上返済可能バランス重視安定志向

どれを選ぶべき?

①変動金利がおすすめのケース

  • 20〜30代で返済期間が長い
  • 年収が安定している
  • 繰り上げ返済できる余裕がある
  • 金利上昇リスクを許容できる

②固定金利がおすすめのケース

  • 子どもの教育費がかかる10年間だけ固定したい
  • 変動は不安だが、フラット35ほど固定にこだわらない

③フラット35がおすすめのケース

  • 返済額をずっと一定にしたい
  • 金利上昇リスクを避けたい
  • 高性能住宅を建てる(金利優遇がある)

迷ったら「変動金利+繰上返済」 多くの方は変動金利を選んでいます。金利が低いうちに繰り上げ返済することで、総返済額を大幅に減らせます。


3. 借入額の決め方|無理のない返済計画

返済比率の目安

返済比率とは 返済比率 = 年間返済額 ÷ 年収 × 100

理想の返済比率

  • 一般的な目安:25%以内
  • 安全圏:20%以内
  • 上限:30%(審査が通る上限)

例:年収500万円の場合

  • 返済比率20%:年間返済100万円(月々約83,000円)
  • 返済比率25%:年間返済125万円(月々約104,000円)
  • 返済比率30%:年間返済150万円(月々125,000円)

借入額の目安

年収別の借入可能額(目安)

年収返済比率20%返済比率25%返済比率30%
400万円2,400万円3,000万円3,600万円
500万円3,000万円3,750万円4,500万円
600万円3,600万円4,500万円5,400万円
700万円4,200万円5,250万円6,300万円

※変動金利0.4%、35年返済で試算

借りられる額と返せる額は違う 金融機関は年収の7〜8倍まで貸してくれますが、それを全額借りると生活が苦しくなります。返済比率20〜25%を目安にしましょう。


頭金はいくら必要?

頭金の目安

  • 理想:物件価格の10〜20%
  • 最低:諸費用分(物件価格の7〜10%)

例:物件価格3,500万円の場合

  • 頭金10%:350万円
  • 諸費用:245〜350万円
  • 合計:595〜700万円

頭金ゼロでも借りられる 最近は頭金ゼロ(フルローン)でも借りられますが、借入額が増えるため、月々の返済額も増えます。


返済期間の決め方

返済期間の選択肢

  • 20年:月々の返済額は高いが、総返済額は少ない
  • 25年:バランス型
  • 30年:月々の返済額が抑えられる
  • 35年:月々の返済額が最も少ないが、総返済額は多い

返済期間別シミュレーション(3,000万円・変動金利0.4%)

  • 20年:月々128,000円、総返済額3,072万円
  • 25年:月々101,000円、総返済額3,030万円
  • 30年:月々83,500円、総返済額3,006万円
  • 35年:月々77,500円、総返済額3,254万円

長めに借りて繰り上げ返済がおすすめ 35年で借りて、余裕がある時に繰り上げ返済することで、月々の負担を抑えながら総返済額を減らせます。


4. 住宅ローンの審査と手続き

審査の流れ

①事前審査(仮審査)

  • タイミング:土地・プランが決まったら
  • 期間:3〜7日
  • 必要書類:本人確認書類・収入証明・物件資料

②本審査

  • タイミング:売買契約後
  • 期間:1〜2週間
  • 必要書類:事前審査書類+住民票・印鑑証明・売買契約書

③契約(金銭消費貸借契約)

  • タイミング:本審査承認後
  • 場所:金融機関
  • 必要書類:実印・印鑑証明・住民票

④融資実行

  • タイミング:引き渡し当日
  • 場所:金融機関
  • 借入金が口座に振り込まれる

審査で見られるポイント

①年収・勤続年数

  • 年収:安定した収入があるか
  • 勤続年数:3年以上が理想

②返済比率

  • 年収に対する返済額の割合
  • 30〜35%以内が目安

③他の借入

  • 自動車ローン・カードローンがあると審査に影響
  • 返済比率に含まれる

④健康状態

  • 団体信用生命保険(団信)に加入できるか
  • 持病がある場合は審査が厳しくなる

⑤物件の担保価値

  • 土地・建物の評価額
  • 借入額に見合う担保価値があるか

審査に通りやすくするコツ

①他の借入を完済する 自動車ローン・カードローンは事前に完済しましょう。

②勤続年数を伸ばす 転職直後は審査が通りにくいため、勤続3年以上が理想です。

③頭金を増やす 頭金が多いほど借入額が減り、審査に通りやすくなります。

④ペアローン・収入合算を検討 夫婦で収入を合算することで、借入額を増やせます。


5. 返済を楽にする5つの工夫

①繰り上げ返済

繰り上げ返済とは 毎月の返済とは別に、まとまった額を返済することです。元金が減るため、利息が減ります。

繰り上げ返済のメリット

  • 総返済額が減る
  • 返済期間が短くなる

例:3,000万円を金利0.4%・35年で借りた場合

  • 5年後に100万円繰り上げ返済:総返済額が約80万円減少

繰り上げ返済のタイミング

  • ボーナス時
  • 子どもの教育費がかからなくなったとき
  • 退職金

②借り換え

借り換えとは 現在のローンを別の金融機関のローンに切り替えることです。

借り換えがお得なケース

  • 金利差が0.5%以上
  • 残債が1,000万円以上
  • 残り返済期間が10年以上

例:残債2,000万円・金利1.5%→0.5%に借り換え 総返済額が約200万円減少(諸費用を差し引いても約150万円お得)


③団体信用生命保険の活用

団信とは 契約者が死亡・高度障害になった場合、ローン残債が保険で完済される仕組みです。

特約付き団信

  • がん団信:がんと診断されたら残債が半額 or 全額免除
  • 三大疾病団信:がん・脳卒中・心筋梗塞で残債免除
  • 八大疾病団信:上記+糖尿病など5つの疾病

保険料

  • 通常の団信:金利に含まれる(無料)
  • 特約付き団信:金利+0.1〜0.3%

④住宅ローン控除の活用

住宅ローン控除とは 年末のローン残高の0.7%が所得税・住民税から控除される制度です。

控除額の例

  • 年末残高3,000万円:控除額21万円
  • 年末残高2,500万円:控除額17.5万円

控除期間

  • 新築:13年間
  • 中古:10年間

⑤定額制住宅で予算を明確に

IROHA.IEの定額制 本体工事費・付帯工事費・照明・カーテンがコミコミのため、追加費用の心配がありません。

返済計画が立てやすい 建物価格が最初から確定しているため、「土地+建物」の総額が明確になり、住宅ローンの借入額が決めやすくなります。


6. IROHA.IEの定額制なら返済計画が立てやすい

定額制のメリット

①価格が最初から確定 本体工事費・付帯工事費・照明・カーテン込みの定額価格。追加費用の心配がありません。

②住宅ローンの借入額が決めやすい 建物価格が確定しているため、土地にいくら使えるかが明確になります。

③高性能住宅で光熱費を削減 高気密高断熱(UA値0.6以下、C値1.0以下)で光熱費が安くなり、返済に余裕が生まれます。

④長期優良住宅で税制優遇 住宅ローン控除の上限が増え、固定資産税も軽減されます。


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