家づくりで意識したい、インテリアの素材選びについて

家づくりで意識したい、インテリアの素材選びについて

一人暮らしや家づくりをしていると、自分の好きなインテリアで家の雰囲気を良くまとめたいと考えている方は多いかと思います。インテリアを決めていく上で、よくあるのが自分たちのイメージ通りにインテリアがまとまらず、いざ自分のイメージした場所にインテリアや家具をを置いてみると、ちぐはぐな印象となることや、それぞれのインテリアは気に入っていても実際に部屋に置くとどうもまとまりが出ないことに悩まれている方も多いのではないでしょうか？

このようなことを避け、自分のイメージ通りのインテリアを実現していくためには、素材選びについてあらかじめ簡単なポイントを押さえておくと部屋の統一感を出すことができ、印象を良くすることができます。今回はそんなインテリアで基本的となるインテリアの素材についてご紹介していきます。

素材を統一しよう

素材を統一することである程度インテリアに統一感が出ます。素材を大きく分けると、暖かみのある素材と、クールな素材の２種類に分けられますが、どういった素材があるのかをみていきましょう。

暖かい印象を与える「木・ラタン・ファブリック」

「木・ラタン・ファブリック」といった自然素材を使った素材感は、部屋に暖かく柔らかい印象を与えてくれます。そのためリビングや寝室といったくつろぐスペースで、温かみのある自然素材を使用することも多く、ナチュラルインテリアや北欧インテリアといったインテリアのコーディネートに使われることが多い素材です。

①木・ラタン

木材を使った素材は、ナチュラルかつ温かみのある印象を与えます。種類によって色味や木目が異なるため、好みや用途に合わせて選ぶことができます。

②ファブリック

ファブリックは、柔らかくて暖かみのある印象を与えます。種類によっては、防汚加工や防炎加工が施されているものもあり、使い勝手がよくなっています。

クールな印象を与える「金属・プラスチック・ガラス」

「金属・プラスチック・ガラス」といった無機質な素材感は、格好良く、大人っぽい、クールな印象を与えてくれます。インダストリアル・ブルックリンスタイルといったインテリアのコーディネートに良く使われる素材です。ナチュラルなテイストのインテリアにも少し金属やプラスチック、ガラスといった素材をプラスすると、柔らかい印象を大人っぽく仕上げることにも使える素材です。

①金属

金属を使った素材は、重厚感のある存在となりやすく、インテリアにおいてシンプルでモダンな印象を与えます。スチールやアルミニウムなどの素材は、強度があり、耐久性に優れているメリットも。

金属を使ったインテリアは重厚感のある印象的となりますが、使用する色によっても重さの感じ方は異なります。例えば、シルバーの金属は重すぎずナチュラルなテイストのインテリアにも馴染みやすい素材で、ブラックなどに塗装された金属の場合は、重厚感のある高級なインテリアとなるため、色によっても重さの感じ方は異なります。

②プラスチック

プラスチック素材は、光沢のあるものと、艶なしのものの２種類がありますが、どちらも大きく分けるとクールな印象を与える素材ですが、２つを比べると艶なしの方が落ち着いた印象に感じられます。そのため、インテリアを際立たせたい所に光沢のあるものを使用したり、逆にインテリアに馴染んで欲しい所には艶なしの素材をといった使い方をするとインテリアに統一感が出やすいです。

③ガラス

ガラスを使用した素材は、透明感があり、爽やかで清潔感のある印象を与えます。また、光を取り込むので、明るい印象を与えることができます。クールなインテリアにガラス素材をプラスするとより高級感を引き立てる存在にもなりますが、逆にナチュラル系のインテリアにも合わせやすく、インテリアにプラスすると優しい印象にもなる意外と万能なインテリア素材の一つです。

まとめ

今回は家づくりやインテリアにおいて必要な素材の選び方についてご紹介していきましたが、それぞれの素材によって感じられる雰囲気が異なることが理解できたのではないでしょうか？

家づくりでは自分たちがどんな家にしたいのかを明確にしておくと、この辺りの素材選びは意外と簡単に決まり、インテリアも明確になるため、失敗することもなくなります。これから家づくりをしていく家庭においては、素材選びを明確にした上で、家づくりやインテリアを考えていくようにしましょう。